幸せな走馬灯
皆様お晩でございます。
好きな大豆製品は湯葉
なつみ(道産)です。
昨日の19時、遂に待ちに待った3rdシングル
『Flower Wind』のMVが公開されましたね。
【MeseMoa.】Flower Wind【3rd single】 - YouTube
もうサムネからありえんエグさ
顔面の芸術性にミケランジェロも開いた口が塞がらない、もう顎関節症になっちまうよHAHAHAといったところでしょうか
美しさ・男性的なスタイリッシュさ・可愛さ等の強すぎる要素で数十回殴打されるこちらの動画、スクリーンに映るエモさに加え曲の音運びも歌詞もエモが過ぎる。このMVを見るだけで世界一有益な5分間を過ごすことが出来る 鬼ヤバ。
いや~これはさすがに偏差値7のオランウータンでも考察してしまいたくなるでしょ
という訳で、ここからは考察のようなそうでないようなただの先走った妄言をつらつらと綴らせて戴こうと思います。
宜しければお付き合いください。
《この曲の時間軸っていつ?》
今回のMV、初見時では
・1番は現行の時間軸(結婚式当日・式前)
・2番~大サビ前の「この人生に悔いはない」までが結婚後から死までの未来予想図
・大サビ~ラストで現行の時間軸に戻ってくる(結婚式当日・式中)
を大まかな流れとして捉えていたのですが、なんとなく楽曲後半の「この人生に悔いはない」の歌詞が引っ掛かる。さすがに「この人生に悔いはない」という段階まで予想するのは気が早いでしょう
たじ男はそういうところありそうだけどね。
この曲における『今』は一体いつになるのだろうかと十数分頭を悩ませた結果、私は
『今』=『死の間際』
なのではないかという考えに至りました。
以下、ぶつ切りではありますが細かな考察になります。
《時系列が入り乱れる、数十年間の愛の歌》
今回の考察では先述のように、現行の時間軸(曲中における『現在』)を死の間際として進めて参ります。
①曲冒頭~1番Aメロ
「一秒でも長く生きたい」と願ったり、
「君をひとりにはさせない」と心に決めたりするこの部分は、結婚式当日の回想シーン。
ここでの時間は『結婚式当日の式前』です。
ドレスを身に纏い、とびきりに愛らしくメイクアップされた彼女はさぞ美しいことでしょう
「宙を舞う花束を受け取って
『次はうちらだね』なんて笑った」
→ここはもしかしたらもしかすると『白い服を君と』と繋がりがあって、サマビカップルの結婚式にこのカップルは足を運んでいたのではないか?
そしてその日のブーケトスで運良く花束を受け取ったのが今回の彼女ではないか?
と考えていたのですが、既出考察だったようですのでちょっと自重。
この説めちゃめちゃエモくないですか?!
②1番Bメロ
フリージア、イキシアなどお花の名前が続いていくこの場面は『交際初期からの走馬灯』。
楽しかった日々に想いを巡らせます。
歌詞と花言葉を合わせて考えると、
・見つめ合うフリージア(花言葉:あどけなさ)
→付き合い始めて間もない頃
・認め合うイキシア(花言葉:団結)
→互いの内側を認め、仲を深める
・振り返るアマリリス(花言葉:お喋り)
→今までのふたりの会話を思い出す
・辿り着くスイートピー(花言葉:門出)
→遂に結婚
と解釈できます。そして
・心の庭に芽吹いたアイリス(花言葉:恋のメッセージ)。
今曲では「心の庭」を『一番優しくいられる場所』や『落ち着ける場所』と解釈して、結婚後にふたりで住み始めた家と考えてみます。
すると、「心の庭」に芽吹いた「アイリス(恋のメッセージ)」は二人の間に生まれる新たな命のこと……!?
交際初期から子供を授かるまでを走馬灯として次々に思い出していく主人公。回想をここまでで中断させたことは後々2番から活きてきます。私の脳内ではそういう設定です。
③サビ~1番終わりまで
「愛してるよ」や「おはよう」、「行ってきます」といった日常的な言葉が飛び交うここでは、普段の日常を回想しているのでは?
*追記
「どんなときも先に独り占めしたい」
→家にふたりで居る時に交わす『家族だからこそ』の挨拶(おはよう・行ってきます等)をすることを遠恋時には叶えられなかった「独り占め」と捉えると、曲中に行ってらっしゃい・おかえりの受け身な挨拶が無いことから
『旦那さんになったら奥さんより先に起きんねん!
そんで行ってきますもちゃんと言って○○ちゃんが寝ちゃう前に帰ってきて、ただいまもおやすみも言うねん!○○ちゃんに寂しい思いさせへんいい旦那さんになんねん!』
という可愛らしい目標を立てて、奥さんが一人でいる時間や主人公の彼と会話しない時間を極限まで短くしようとしている様子が浮かんできてゴリッゴリに愛おしい。
眠りから覚めた彼女の目に一番最初に映るものは自分が良いとか、そういうこと考えていそうですよね。(誰?)
ここに関してはもう考察とかではなく『こうだったらかわいい』というだけです。
④2番Aメロ
「決して良いときばかりじゃなかったけど
ずっとこの手を離さないでくれてありがとう」
→この詩の時間軸は『結婚から数年が経過した時期』と考えます。
喧嘩したり、ちょっと上手くいかなかったり、マンネリ気味になったりと色々なことがあったのでしょう。
結婚後数年が経過してもなお相手に「ありがとう」というシンプルなお礼の言葉を紡ぐことができるあたりが、不器用でドジだけど真っ直ぐな彼らしいところですよね。
⑤2番Bメロ
こちらは②と同じく走馬灯として思い出が駆け巡るシーンですが、ここでは振り返る期間を曲中の「君」が命を身篭っている期間に限定したいと思います。
・重ね合うツイーディア(花言葉:幸福な愛)
・讃え合うジュリア(花言葉:努力の人)
・寄り添うアナスタシア(花言葉:真実)
・歩み出すガーベラ(花言葉:常に前進)
・心の庭で育むレウィシア(花言葉:熱い想い)
→1番Bメロの走馬灯と花言葉を比較してみると、恋愛色より『家族』としてのメッセージが色濃く出ていることが分かります。
この時のふたりは『恋人』から『家族』になり、着実に愛を育み新たな家族を迎え入れるために日々家族としての成長をしている最中とも思えるような内容ではないでしょうか。
「まだ見ぬ笑顔にすべての幸せを注ごう」
の歌詞に、思う存分我が子を愛したいという圧倒的幸福感を感じて、もう、も〜〜〜う!という気持ちです
⑥たじファン転調(Cメロ)
「これからは会いたい時に君がいる
それだけで生きていける」
→FWの曲調からたじファンに転調する、『プロポーズ成功直後の回想』。
これからは近くに居られる、というウキウキ感が痛いほどに感じられます。
遠距離恋愛めちゃめちゃ辛かったんだろうなこの子。おそらく彼女より遠距離寂しがってたと思う
心底可愛い
⑦サビ(?)
ここから真の時間軸が現れます。
人はなんとなく自分の死期が分かるそうです。
もうそろそろかもしれない、と。
ここでの主人公は『その時』が近付いていることを感じているこかもしれません。
「一秒だけ先に死にたい」
→この言葉は
・自分が大切な彼女を失ってしまうという感覚を味わいたくない
という気持ちと
・遠距離恋愛時代のように「会えない(自分の知らない)」時間を彼女が過ごしてしまうことが寂しい
という気持ちが交錯した結果だと考えます。
「君はもうひとりじゃないから」
→現行の時間軸では、芽吹いたアイリスは大きく育ち花を咲かせてくれたのでしょう。
自分が一秒だけ先にこの世を去ったとしても、彼女に悲しみを与えずに済むほど多くの家族が出来た。
だからこそ彼はありったけのわがままとして「一秒だけ先に死ぬ」ことを選んだのかもしれません。
そしてこの場合の「君」は、聞きようによっては『二人の間に出来た子供』と『彼女』の二者に向けて言っているとも思えます。
お子さんにも配偶者や子供が出来たという解釈も出来ますね。
「たくさんの花と人に囲まれ」
→今回のMVではメンバーが花の上に横たわっている映像が多く見られますが、この場合の『たくさんの花に囲まれる』という描写は『死後の棺の中』の様子を表しているように感じます。
⑧大サビ
「晴れの日も 雨の日も 風の日も 雪の日も
どんなときも君の隣にいるよ
その度に何度も好きにさせるから」
→時間軸は現行のままで、『生まれ変わったあと』の話をしていると解釈します。どんな日でもどんな環境でも、絶対にまた好きにさせるから!
なんて可愛いおじいちゃんなんだ
「今日の君を忘れない」
→また次の人生でも『君』を見つけられるように
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○おまけ
・各番のAメロ前に入るクリック音(?)がたじファンにおけるAメロ前のクリック音と同一?
・後奏はたじファンのイントロとサビの旋律を重ねたもの
→想像以上にたじファンとの繋がりが強く出されていて興奮しました!
お付き合いいただきありがとうございました。