オタクを用いて発電する話
ご無沙汰しております、
好きな漬け物は小茄子と千枚漬け
なつみ(道産)です。
気温も天候も不安定な日々が続き、中にはお身体の具合を崩されている方も多くいらっしゃることかと存じますが皆様いかがお過ごしでしょうか。私は階段を下りる際に膝がありえない程笑ってしまうこと以外はさして心身に不調もなく、基本ハッピーに生命活動を営ませていただいております。
それにしても私の膝小僧大先生ったら一体誰の許可を得て笑っているのでしょうかHAHAHA このお茶目さんめ
こういった「老化現象の一種として訪れるべき身体的変化」がそこそこの若年から来てしまっていることに世の中の非常さと人生の圧倒的儚さを感じつつ、また今夜も老後の身体能力低下の可能性に怯えて眠ろうと思います。
さて、ご挨拶が長くなってしまいましたが本日綴るブログの内容と私の膝関節の話は一切関係ございません。無駄な時間を過ごしましたね
ズバリ、今回お話させていただくのは…………
『オタクを用いて発電する話』
事の発端は3月18日にツイートしたこの一文です。
m.のオタク達みんないつも元気だから一人一人に発電機持たせてそこから発生する電力を一手に集める発電所とか建てたら暫くは各地に電気を供給出来そうだし地図上に発電所の記号を増やすことで野崎さんを笑顔にもできる 発電所建てたい
— なつみ(道産) (@gyutan_umaiyo) 2018年3月18日
その時なんとなく頭に浮かんできただけのアイデアでしたが、意外と出来ないこともないような気がするこの話。折角30ふぁぼ近くの反応を頂いたのだからオタク発電について本気で考えてみようと思い立ち記事にした次第でございます。
皆様のお時間の許す限り、お付き合いいただければ幸いです。
《まずはじめに》
この企画は “推しに関連して湧き上がるオタクのどうしようもない心の昂り” を何らかの形で電力化し、それをひとつの施設又は各地域に蓄電 ── そしてその電力を使用してオタクの諸活動に勤しむことで普段常人よりも電力を使いがちな私どもの使用電力の削減を図りエコに貢献するため、発電所の建設を前向きに検討していこうというクソ浅はかな考えのもと進行いたします。
あとオタクの力でWi-Fi飛ばせたらイベント時にデータ通信量気にしなくて良いので大変ありがたいですよね。
とても速いWi-Fiくん「ビューン」
とても速いWi-Fiくん「ンーュビ」
またこちらのブログの内容は自由に具現化していただいて構いませんので、どうか絶好調に頭がおかしい強めの茶推しの方々には小規模な擬似発電所を各家庭で建設するなどして野崎弁当さんを喜ばせていただきたいなという所存でございます。
それでは早速になりますが、本題に参りましょう。
《手軽かつ効率的で、今最も有力な発電方法》
本ブログで今回取り上げる発電方法は “振動力発電” 。人や車の歩走行による振動、顔の良さが刑事事件レベルな推しの自撮りが投稿された際に気持ちが逸りすぎてブルッブル震える指で保存ボタンを連続タップすることで発生する圧力などを効率的にエネルギー変換し電力化する方法です。
実際にこの振動力発電を利用して運用される “発電床” を一歩踏むことにより発生するエネルギーで、100個~200個程度の高輝度LEDを瞬間的に発光させることや比較的データ容量の少ない無線を送信すること、簡単な電子音を発生させることが可能とされております。
この情報を得ただけで
「え?この方法を利用して発電床の上でオタク達が足踏みしまくれば実質タダで一曲程度のミニライブ出来るじゃん……」
と安易に想像出来た方はおそらく私と同じ脳構造なので是非一緒に発電についてお話しましょう。
Skypeとかしましょう。
発電床を使った発電方法はプレート型の発電器具を設置するという作業だけで簡単に完結するため、従来の自然エネルギーよりも手軽な自家用発電機として活用されることも少なくないようです。
以上のことを考慮し、当記事ではこの振動力発電を利用したオタク発電について記述して参ります。
次に、振動力発電の具体的な活用例について考えていきましょう。
《振動力発電の活用例:その1》
推しへの愛情を地団駄で表現する
自らの推しが素敵すぎるあまり、愛おしすぎるあまりに激怒しているオタク……各所で頻繁に見られるパワー系のオタクですね。皆様のお気持ち、私も大変よく分かります。推しの皆様ってばあんなに輝いているのに未だ人間国宝や重要文化財として国に保護されていないんですもの。
おいおいジャパンのセキュリティはどうなってんだ、と日々己の中のディラン・マッケイが親の敵かと言う程に唇を噛みしめています。
しかし、ただただTwitterでガンギレするだけというのは少々勿体無いなと感じることはございませんか?
そう、そんなときは発電すれば良いのです。
発電床を心の赴くまま、興奮するままに踏みつけましょう。それはもうドンドンと力任せに踏みましょう。そう、ドンドンと…………
ド
ド
ドンドン!!!ドンドン!!ドンドンドンドンドンドン!!!!!!!!!!!!ドドンドンドンドン!!!!!!!!!!!!ピンポーーーーーーン!!!!!!こんにちは〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!NHKの集金で〜〜〜〜〜〜〜〜〜す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
はい、これでかなり発電できましたね。
続いて次の方法に参りましょう。
《振動力発電の活用例:その2》
推しへの愛情をイラストで表現する
世界のオタク人口3/4程度は脳の中核が幼稚園児かと思いますので、参考画像は女児にしてみました。お気付きの通り筆者も満3歳です。
現在私共が絶賛お熱の自称アイドルグループ・MeseMoa. には元々二次元等のファンアートの盛んな界隈に棲息していたというオタクが多く、他界隈と比較して見てみるとイラストや漫画といった創作物が多少オープンな位置付けになっているという印象を受けます。
ライブレポやチェキ会ポーズ案をはじめ、ファイナルファンタジーの作画かと目を見張るような繊細で美しい落書きという名の作品など……Twitterをしていると素敵なイラストを見ない日が無い程ですよね。
さて、もう皆様察していらっしゃるかとは思いますが実を言うとここでも発電出来ちゃうんです。
全国の絵描きさんがいつもご使用になられているであろうこちらのどこにでもあるシンプルな白机
この天板部分、つまり紙やペンタブレットを直接置く場所に振動力発電板を敷設しましょう。
振動力発電板を敷設した机でイラストを書くことによりペン先から伝わる振動及び圧力が電気エネルギーへと変換されるという仕組みを採用しているため、イラストを描く数十分~数時間を発電活動に充てることが出来るというのが最大のハピネスエコポイント☆ですね。
ひとつ上に記載した「地団駄を踏むことによる発電」よりも継続性に長けた方法ですので、一人あたりの発電力で考えると一番大きな電力を産出できる効率的な手法といえるかと思います。
《振動力発電の活用例:その3》
推しへの愛情を文章で表現する
参考画像はブログに特定されていますが、pixiv等を利用した小説の執筆活動やツイートに関してもこの分野にカテゴライズさせていただきます。
オタクとして生きるにあたって必要不可欠とも言えるこの「文を紡ぐ」という行為。
推しを愛でたり同志と会話を楽しんだり、140字には収めることの出来ない大きな感動や当記事のように世界規模でどうでもいいことをブログを用いて綴るなど……
どうでしょう、こういったオタクのほぼ全員が行っているであろう動作をこのままの状態で続けるのは少々勿体無いような気がしませんか?
しない?気のせいですよ
責任持って最後まで読んで下さい
今回のプレゼンでは主にキーボードを使用した執筆による発電方法について述べさせていただきます。
パソコンユーザーに限らずスマートフォン及びタブレットを使用中の方々も、Bluetoothキーボードなどの接続によって発電は大いに可能になりますのでもし発電に挑戦したいという方がいらっしゃいましたらそちらのご利用もアリかと存じます。
そしてこちらが当項目の説明の基盤となるキーボード
小型の振動力発電板をキーの一つ一つに取り付けます。
「振動が伝わればいいのならキーボードの下にそのまま発電板を置けばいいんじゃないの?」
そう思ったそこのあなた、ナンセンス。
いいですか?キーを押し沈めて文字を打ち込むキーボードには当然の如くそれ相応の厚みがありますよね。
では想像してみてください、ボディービルダーが床にうつ伏せで寝そべっている状況を。
そして厚みのあるボディービルダーの肩甲骨を数回タップして下さい。
どうでしょう、その微々たる振動は床に伝わるでしょうか?
「伝わらない」。そうですよね。
実際筋肉や脂肪が振動を吸収するとかどうとかはどうでもいいです 私文系なんで分かんねぇもん
とりあえず床にこの振動は伝わらないんですよ。
ということは、キーボードの下に発電板を敷設してしまうとキーボードをタイプする振動は直接的な発電効力にはならないということになります。
そういった理由から、今回はキーの一つずつに振動力発電板を仕込ませていただくことに致しました。
タイプする際に生じる振動を発電に使うというこの方法は、ブログや小説を書く人口よりSNSで『草』などと短文を投稿する人口の方が圧倒的に多いことから、個人個人の作業時間平均は少なくなるため前記の「イラストを描いて発電する」という方法より一人あたりの発電力としては地団駄を踏んで発電を試みるより効率が悪いともいえます。
しかし、ファンアートを嗜んでいる方の人数とキーボードやその他の媒体で文を綴るということをしている人数を比較すると何十倍・何百倍となる現実は明らかです。そのため一人で発電できる電力量は多いといえませんが、諸々を総括して考慮するならばキーボードを利用した発電が最も有力かもしれませんね。
《振動力発電の活用例:その4》
ここまで三種の発電方法を提示いたしましたが、中には
「環境的に地団駄は踏めないし絵心は無いし文章力にも自信が無い私はもうひたすら推しに金を払うことしか出来ない……発電すら出来ないなんて存在意義が無いじゃない……」
と必要以上に爆裂ネガティブロンリーガールになってしまっている方もいらっしゃるかもしれません。
大丈夫です。安心してください。
そんな皆様は私と一緒にタンバリンを叩きましょう。
こちらはどこの家庭にも一つや二つはある一般的なタンバリンです
思い切ってこの打面を振動力発電板に取り替えちゃいましょう(投げやり)
いやはや ハハ 楽しくなって参りましたね。
ここからは気の赴くまま、思うがままにタンバリンを叩いていくだけでございます。
言葉の説明ではどうにもならない分野ですので、ここからはタンバリン芸人 ゴンゾーさんの動画をお楽しみ下さい。
Crazy Funny Japanese Comic Dancer - Tambourine Master GONZO 2013 タンバリンマスターGONZO フレンズ2013(仮)
《実際に電力を活用しよう》
さて、蓄えに蓄えた電力を活用するときが遂にやって参りました。ここまで約5700文字、今なお飽きずに読んで下さっている方は確実にド変態です。是非仲良くしてください
早速になりますが、まずはこちらをご覧下さい。
どこからどう見てもディファ有明のピンスポットライトですね。今回はこちらを光らせる実験をしていきたいと思います。
ライブステージで重要な役割を果たすピンスポ、コイツを光らせることが出来なければ我らが推しのステージを成功に導くことは出来ません。大変重要な任務です。
それでは、通電させていきましょう。
ピ
ピピ
ピピ……ピ………………
ピピピ…………
ピピピピピ…………………………………………
ピピピピピピピピピピピピピピ……!!!!!
………………ピ!
……ピピピ……
ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ
……
…………
バカ言ってる