おれたちの “愛の集大成” を見てくれ



皆様おはようございます。(業界的挨拶)
そしてご無沙汰しております、なつみ(道産)です。


6月になり気温も上昇してまいりまして、今時期の梅雨を少しばかり乗り越えればもう目前に夏が迫っている……という所まで今年も季節が巡ってきました。


私が生活の拠点として身を置いているこの試される大地・北海道は皆様ご存知の通り梅雨という概念が無いので、もう実質軽めに夏ですね。先週のはじめに最高気温10度とかありましたけど一応初夏という括りです。内地在住の友人にこの話をしたところ、「冬やんけクソふざけんなよ」となぜか私が怒られました。
私かて4月のアタマに桜が咲くような土地に住んでみたいものです。

そんな北海道の気温が意味分からんという話は置いといてですね、本日は皆様にお伝えしたいことがあるのでその事に関してお話させて頂こうかと思います。





とある雑誌が出来上がりました。





全てのMeseMoa.のオタクに、そして株式会社DDのオタクに……なんなら他の界隈のファンの方々にだって見ていただきたいくらいにキラキラと愛がいっぱい詰まった、最高傑作ができちゃったんです。




それがこちら、
イルミィが作ったイルミィ向け雑誌【Fil Me】







いや明らかスゴすぎるでしょ





皆様もうご覧になりましたか?
まだこれ見てないよ、こんなん上がってたなんて知らんよって方は今すぐにでもTwitterのURLからWebページにジャンプお願い致します。
これ本当にマジでマジでマジで凄いんですマジで。


何が凄いってまず誌面が隅から隅までトンデモオシャレですし、執筆陣も豪華すぎてもうパリのシャンゼリゼ通りやんけこんなもん。一つ一つの記事にかけるオタクの熱意も然る事乍ら、それらがスッキリ纏められているってのがアッパレ日本代表。

何これエッこれ私のゴミみたいな謎の文字列載っちゃってるんですか?
信じられん……

( 46-47頁のコスメ紹介ページのタイトル・リード文・紹介文・メイク法と60頁の推しメン占いを担当させて頂きました )





それはともかく、「これだけの人数のオタクが」「それぞれの推しの愛で方で」一つの物を創り上げたという現実ってあまりに夢がありすぎると思いませんか?

巻「ドリームっショ」





今回この【Fil Me】の企画・編集及びデザインを担当してくださったふじこさんから掛けていただいた言葉のなかに

「企画」=「絵を描くひとのもの」にしたくなくて

というものがありまして。
もう、とんでもなく心打たれてしまったんですよ。




私は二次創作で小説を書いたりする他にも短編小説やコラムを書くお仕事を戴いたりしているのですが、やっぱりこの現実世界を生きるアイドルを表立って応援する術として「小説を書く」というものは通用しない訳じゃないですか。

なのでこの界隈でこういった企画に参加することは、自分にはありえない話だと思っていたんですよね。



タイムラインでざわざわしてみたいな、何かの企画に参加してみたいな。
そんな気持ちはどこかにあるまま、
「この界隈では自分に出来ることが無いから」
と割り切っているつもりでいました。

でもこのFil Meの執筆についてのお話をいただいた2月の初めかそれくらいの時期、信じられないくらいに嬉しくなってしまって。
あぁこれが誰でもドリームってやつかと直感的に思ったんです。








『あ、ヤバい、夢叶っちゃった!』








頭の中のどこかに眠っていた、あの日のぜあらる。さんが叫んじゃった。そうしたらもうその先には高揚感と喜びしか無くて、もうウッキウキで!

自分ってやっぱり何か形に残ることしたかったんじゃん」って、気付いてしまって。

ちっぽけな弱いオタクのちっちゃな夢に気付かせて下さった、そんなところも含めてこの企画ってばめちゃめちゃ誰でもドリームだなって……上手いこと表現出来ないんですけど!


たったひとりの「こういう事がしたい!」という熱意と呼び掛けで数十人が寄り集まって、こんなにも大きな物が出来た。ざっくりとした枠組みで考えるとするなら、これってさながら私たちの愛する彼らのようではありませんか。


この雑誌はMeseMoa.の、株式会社DDのオタクだから創ることのできた誇るべき一冊の「歴史」ではないでしょうか。



「メンズアイドルグループ」と一口で語るにはあまりにも泥臭すぎる、凹凸の激しい高い山で生まれ畝った道を必死で進んで進んでここまで来てくれた私たちの推し。

そんな彼らから目を離すことなく一心不乱に背中を押し続けた私たち。



オーディションで選抜されて結成されたグループじゃないんだもの、ダンスが不得意な子や歌が苦手な子だっている。一般的な感性から言うなら、あんまり格好良くはない子だっている。


でもそこが最高なんだ
「どこにでもいる男子がアイドルになっていく物語」
それにひとたび惹かれてしまったら後戻りできなくって、もう彼らしか見えなくなってしまう。


何万人の人生を狂わせたのでしょう、あの子たちは。
普遍的なアイドル” では無い彼らが “他のどんなアイドルよりもアイドルであること” によって、死ぬまで «推し» という概念に出会わない運命だったかもしれない人を虜にしてきたという実績はとても罪深くて、最強に最高に“アイドル”だ……そう思うんです。

そこで、ですよ。








最強に最高なアイドルのオタクが最強に最高じゃない訳がないじゃん!!!!!!!!!!!!








大嵐のなかを「芸能事務所」という傘もないままひたすらに前だけ見て猛ダッシュする彼らの横を、バスタオル掴んで共に雨風浴びて全力で追いかけてきたファンだからこそ、こんなにも熱量のあるモノが完成したんだと私は考えています。







「もし彼らがオーディションでの選抜により結成されたグループだったなら?」


「もし彼らが事務所によってプロデュースされる、普遍的アイドルだったなら?」







きっとまた結果は変わっていた。

ここまで暑苦しくて、必死で、でも満天の星空のようにぴかぴかキラキラな作品は出来なかった。

一個人としての意見にはなりますが、私ははっきりとそう思うのです。






……。







もうね〜〜〜もう 小難しいブログ書こうと思ったんですけどやっぱり無理!!!!好きが溢れて頭が働かんわ!!!!!!!!本当にこの界隈に居られてよかった!!!!めせもあ。が大好きでよかった!!!!
















MeseMoa.のオタクだから出逢えた最高の企画に感謝感謝の広瀬すず(語感がイイネ!)











ちゃんとしたブログを書くつもりがいつの間にか好き勝手ベラベラ綴った意味の分からん書物になってしまった 許してください





こんなにも取り乱してしまうくらいに、私はMeseMoa.とそのオタクが大好きなんです。
その一言に尽きてしまいます。
結局そこなんです。

あぁ、もう……。














この世界に感謝……







なつみ(道産)

幸せな走馬灯


皆様お晩でございます。

好きな大豆製品は湯葉
なつみ(道産)です。


昨日の19時、遂に待ちに待った3rdシングル
『Flower Wind』のMVが公開されましたね。



【MeseMoa.】Flower Wind【3rd single】 - YouTube


もうサムネからありえんエグさ
顔面の芸術性にミケランジェロも開いた口が塞がらない、もう顎関節症になっちまうよHAHAHAといったところでしょうか


美しさ・男性的なスタイリッシュさ・可愛さ等の強すぎる要素で数十回殴打されるこちらの動画、スクリーンに映るエモさに加え曲の音運びも歌詞もエモが過ぎる。このMVを見るだけで世界一有益な5分間を過ごすことが出来る 鬼ヤバ。

いや~これはさすがに偏差値7のオランウータンでも考察してしまいたくなるでしょ


という訳で、ここからは考察のようなそうでないようなただの先走った妄言をつらつらと綴らせて戴こうと思います。
宜しければお付き合いください。









《この曲の時間軸っていつ?》


今回のMV、初見時では

・1番は現行の時間軸(結婚式当日・式前)
・2番~大サビ前の「この人生に悔いはない」までが結婚後から死までの未来予想図
・大サビ~ラストで現行の時間軸に戻ってくる(結婚式当日・式中)

を大まかな流れとして捉えていたのですが、なんとなく楽曲後半の「この人生に悔いはない」の歌詞が引っ掛かる。さすがに「この人生に悔いはない」という段階まで予想するのは気が早いでしょう
たじ男はそういうところありそうだけどね
この曲における『今』は一体いつになるのだろうかと十数分頭を悩ませた結果、私は


『今』=『死の間際』


なのではないかという考えに至りました。
以下、ぶつ切りではありますが細かな考察になります。








《時系列が入り乱れる、数十年間の愛の歌》


今回の考察では先述のように、現行の時間軸(曲中における『現在』)を死の間際として進めて参ります。


①曲冒頭~1番Aメロ

「一秒でも長く生きたい」と願ったり、
「君をひとりにはさせない」と心に決めたりするこの部分は、結婚式当日の回想シーン
ここでの時間は『結婚式当日の式前』です。
ドレスを身に纏い、とびきりに愛らしくメイクアップされた彼女はさぞ美しいことでしょう


「宙を舞う花束を受け取って
『次はうちらだね』なんて笑った」

→ここはもしかしたらもしかすると『白い服を君と』と繋がりがあって、サマビカップルの結婚式にこのカップルは足を運んでいたのではないか?
そしてその日のブーケトスで運良く花束を受け取ったのが今回の彼女ではないか?
と考えていたのですが、既出考察だったようですのでちょっと自重。
この説めちゃめちゃエモくないですか?!




②1番Bメロ

フリージア、イキシアなどお花の名前が続いていくこの場面は『交際初期からの走馬灯』
楽しかった日々に想いを巡らせます。
歌詞と花言葉を合わせて考えると、

見つめ合うフリージア(花言葉:あどけなさ)
→付き合い始めて間もない頃
認め合うイキシア(花言葉:団結)
→互いの内側を認め、仲を深める
振り返るアマリリス(花言葉:お喋り)
→今までのふたりの会話を思い出す
辿り着くスイートピー(花言葉:門出)
→遂に結婚

と解釈できます。そして
心の庭に芽吹いたアイリス(花言葉:恋のメッセージ)。
今曲では「心の庭」を『一番優しくいられる場所』や『落ち着ける場所』と解釈して、結婚後にふたりで住み始めた家と考えてみます。
すると、「心の庭」に芽吹いた「アイリス(恋のメッセージ)」は二人の間に生まれる新たな命のこと……!?

交際初期から子供を授かるまでを走馬灯として次々に思い出していく主人公。回想をここまでで中断させたことは後々2番から活きてきます。私の脳内ではそういう設定です。




③サビ~1番終わりまで

「愛してるよ」「おはよう」「行ってきます」といった日常的な言葉が飛び交うここでは、普段の日常を回想しているのでは?


*追記
「どんなときも先に独り占めしたい」
→家にふたりで居る時に交わす『家族だからこそ』の挨拶(おはよう・行ってきます等)をすることを遠恋時には叶えられなかった「独り占め」と捉えると、曲中に行ってらっしゃい・おかえりの受け身な挨拶が無いことから


『旦那さんになったら奥さんより先に起きんねん!
そんで行ってきますもちゃんと言って○○ちゃんが寝ちゃう前に帰ってきて、ただいまもおやすみも言うねん!○○ちゃんに寂しい思いさせへんいい旦那さんになんねん!』


という可愛らしい目標を立てて、奥さんが一人でいる時間や主人公の彼と会話しない時間を極限まで短くしようとしている様子が浮かんできてゴリッゴリに愛おしい
眠りから覚めた彼女の目に一番最初に映るものは自分が良いとか、そういうこと考えていそうですよね。(誰?)

ここに関してはもう考察とかではなく『こうだったらかわいい』というだけです。




④2番Aメロ

「決して良いときばかりじゃなかったけど
ずっとこの手を離さないでくれてありがとう」

→この詩の時間軸は『結婚から数年が経過した時期』と考えます。
喧嘩したり、ちょっと上手くいかなかったり、マンネリ気味になったりと色々なことがあったのでしょう。

結婚後数年が経過してもなお相手に「ありがとう」というシンプルなお礼の言葉を紡ぐことができるあたりが、不器用でドジだけど真っ直ぐな彼らしいところですよね。




⑤2番Bメロ

こちらは②と同じく走馬灯として思い出が駆け巡るシーンですが、ここでは振り返る期間を曲中の「君」が命を身篭っている期間に限定したいと思います。

重ね合うツイーディア(花言葉:幸福な愛)
讃え合うジュリア(花言葉:努力の人)
寄り添うアナスタシア(花言葉:真実)
歩み出すガーベラ(花言葉:常に前進)
心の庭で育むレウィシア(花言葉:熱い想い)

→1番Bメロの走馬灯と花言葉を比較してみると、恋愛色より『家族』としてのメッセージが色濃く出ていることが分かります。
この時のふたりは『恋人』から『家族』になり、着実に愛を育み新たな家族を迎え入れるために日々家族としての成長をしている最中とも思えるような内容ではないでしょうか。


「まだ見ぬ笑顔にすべての幸せを注ごう」
の歌詞に、思う存分我が子を愛したいという圧倒的幸福感を感じて、もう、も〜〜〜う!という気持ちです




⑥たじファン転調(Cメロ)

「これからは会いたい時に君がいる
それだけで生きていける」

→FWの曲調からたじファンに転調する、『プロポーズ成功直後の回想』
これからは近くに居られる、というウキウキ感が痛いほどに感じられます。
遠距離恋愛めちゃめちゃ辛かったんだろうなこの子。おそらく彼女より遠距離寂しがってたと思う
心底可愛い




⑦サビ(?)

ここから真の時間軸が現れます。
人はなんとなく自分の死期が分かるそうです。
もうそろそろかもしれない、と。
ここでの主人公は『その時』が近付いていることを感じているこかもしれません。

「一秒だけ先に死にたい」
→この言葉は
・自分が大切な彼女を失ってしまうという感覚を味わいたくない
という気持ちと
遠距離恋愛時代のように「会えない(自分の知らない)」時間を彼女が過ごしてしまうことが寂しい
という気持ちが交錯した結果だと考えます。


「君はもうひとりじゃないから」
→現行の時間軸では、芽吹いたアイリスは大きく育ち花を咲かせてくれたのでしょう。

自分が一秒だけ先にこの世を去ったとしても、彼女に悲しみを与えずに済むほど多くの家族が出来た。
だからこそ彼はありったけのわがままとして「一秒だけ先に死ぬ」ことを選んだのかもしれません。

そしてこの場合の「君」は、聞きようによっては『二人の間に出来た子供』と『彼女』の二者に向けて言っているとも思えます。
お子さんにも配偶者や子供が出来たという解釈も出来ますね。


「たくさんの花と人に囲まれ」
→今回のMVではメンバーが花の上に横たわっている映像が多く見られますが、この場合の『たくさんの花に囲まれる』という描写は『死後の棺の中』の様子を表しているように感じます。




⑧大サビ

「晴れの日も 雨の日も 風の日も 雪の日も
どんなときも君の隣にいるよ
その度に何度も好きにさせるから」

→時間軸は現行のままで、『生まれ変わったあと』の話をしていると解釈します。どんな日でもどんな環境でも、絶対にまた好きにさせるから!
なんて可愛いおじいちゃんなんだ



「今日の君を忘れない」
また次の人生でも『君』を見つけられるように

























○おまけ

・各番のAメロ前に入るクリック音(?)がたじファンにおけるAメロ前のクリック音と同一?
・後奏はたじファンのイントロとサビの旋律を重ねたもの
→想像以上にたじファンとの繋がりが強く出されていて興奮しました!





お付き合いいただきありがとうございました。

3rdシングル【Flower Wind】リリイベポーズ案


お世話になっております。

北海道生まれ北海道育ち 悪そうな奴は大体他人
なつみ(道産)でございます。


さて皆様、先日公式Twitterにて公開された
MeseMoa. 3rdシングル【Flower Wind】の
チラ見せ映像はもうご覧になりましたか?




いや~ 何度見てもこう 頭が虚無になりますよね。
なんだこれ?ウルトラハッピー虚無?
とにかくMVフル公開やCDの発売が今から楽しみで楽しみで仕方がない訳ですが、それよりも直近に迫っているのはリリースイベント。

今回はそのリリイベに向けた
ポーズ案~A衣装Ver.~をお送り致します。




*今回ご紹介するポーズ案はご自由にお使い下さい。心の広い方は是非お裾分けを垂れ流して戴ければと思います。






それでは早速参りましょう。







《結婚式直前の新郎と親戚の女児チェキ》

今回の表題曲衣装は各メンバー片胸にメンバーカラーに寄せたお花が飾られていますよね。
このポーズではオタクの皆様に新郎の親戚のクソガキになって頂きます。
新郎の胸花を一本摘み取ったように、クソガキとしてメンバーを煽りましょう。


オタクの服装
・フリルの付いたAラインミニワンピースなど、気持ち女児みのあるお洋服を合わせて頂くのが良いかと思います。

小道具
・お目当てのメンバーの胸花と同じ色の花(一本)

ポージング
メンバー:困り笑顔で「返しなさい」と花を取ろうとしてもらう
オタク:メンバーと向き合う体勢で花を高く掲げる(表情は笑顔でもいたずらっ子顔でも)



個人的に喉から手が出るほど見たい
推しに保育されたいオタクにオススメのポーズですね。
2枚撮られるご予定の方がいらっしゃれば、「お花返さなすぎてさすがに怒られたチェキ」を合わせて撮っていただいても可愛いかなと思います。





《異国の王子様に突如求婚されるチェキ》

「ある日突然異国の王子様が現れて私に求婚……?!」という圧倒的乙女ゲーム展開のチェキ

今回のテーマは「結婚式」ですが、衣装はフォーマルでスタンダードな白タキシードというよりも「たじファン」や前作の王子系衣装に近いデザインですよね。
というかそもそも今回はオタク何着るか迷いまくるでしょ。ウェディングドレスを着るというのは躊躇ってしまう限界オタクも多いのではないでしょうか?
ということでこちらは私服で撮れるシチュエーションチェキのポーズ案となります。


オタクの服装
普段着

小道具
・花(推し色のブーケ、大きな花束、一輪のバラ等)

ポージング
メンバー:片手でブーケを受け渡し、もう片方でオタクの手を取り手の甲にキス
オタク:片手を王子に取られ、もう片方の手でお花を受け取り「どうして私に……?!」という驚き顔



これ一番やってもらえる気がする





《「あなたと幸せになりたかった」チェキ》

あなたと新郎とは高校からの友人。
ふたりは同じ大学、同じ学部へ進学し、その大学も無事卒業してそれぞれの道に進むも月に一回は連絡を取り合う仲だった。そんなある日彼から「話したい事がある」というLINEが届く。高校の時から彼のことが好きだったあなたは、遂に彼と結ばれるのではないかと心を踊らせた。
しかし、彼の口から告げられたのは────
「俺、結婚するんだ」
彼女がいたことさえ、知らなかった。
今日はずっと好きだった彼の結婚式。
隣に立つのは私じゃなくて知らない女の子。
ブーケトスで投げられた小さな可愛いブーケは私の手元に飛び込んできた。
横目で見る彼はとても幸せそうな顔をしている。
……私は、あなたと幸せになりたかった

そういった気持ちで撮ってください


オタクの服装
パーティドレス(軽めでフォーマルなもの)

小道具
・ミニブーケ

ポージング
メンバー:オタクが居る方向と真逆の方を向いて幸せそうに笑ってもらう(架空の花嫁と談笑するように)
オタク:ブーケを持ち新郎に背を向けて寂しそうに、顔だけで新郎を振り返る


悲恋嫌いなオタク多分居ないと思って……(ド偏見)
オタクの服装を制服に変え、「本当はお兄ちゃんの事が好きだったの」チェキなんていうのも大変滾りますね。





《プランナーと新郎の“最終確認”チェキ》

華やかな服を着る勇気はないけれどちゃんとしたコンセプトのあるチェキが撮りたい!というオタクに使っていただきたいこちらのポーズ案。
新郎新婦の幸せをサポートするウェディングプランナーとして、式の進行についての最終確認を新郎と行いましょう。


オタクの服装
・スーツ(中の白シャツをリボンタイやフリルが付いたりしている比較的華やかなオフィスブラウスにするとプランナー感が色濃く出ます)
・髪はアップスタイルでスッキリまとめると「それっぽさ」が出るかと思います

小道具
・式の進行について書かれている(という設定の)紙を挟んだバインダー
・ボールペン

ポージング
メンバー:バインダーを覗き込みつつ少し緊張したように口をギュッと結んで、背筋を伸ばして座ってもらう。
オタク:紙をボールペンで指したりしながら、新郎と式信進行の確認をする


前回のシングルでのリリースイベントにてスーツをご着用された方も多いかと存じますので、比較的気軽に出来そうなポーズ案かなぁと考えております。






┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈



さて、いかがでしたか?
撮りたいと思っていただけるポーズはございましたでしょうか。

改めて考え直した末「これブログで書いて大丈夫か?」というポーズ案も多く、かなり省いてしまったので少なくなってしまいましたが今回はこの辺りで打ち止めとさせて頂きます。
ここまでお付き合い頂きありがとうございました。


皆様、素敵なリリースイベントをお過ごし下さい。

お粗末様でございました。

オタクを用いて発電する話


ご無沙汰しております、
好きな漬け物は小茄子と千枚漬
なつみ(道産)です。


気温も天候も不安定な日々が続き、中にはお身体の具合を崩されている方も多くいらっしゃることかと存じますが皆様いかがお過ごしでしょうか。私は階段を下りる際に膝がありえない程笑ってしまうこと以外はさして心身に不調もなく、基本ハッピーに生命活動を営ませていただいております。

それにしても私の膝小僧大先生ったら一体誰の許可を得て笑っているのでしょうかHAHAHA このお茶目さんめ

こういった「老化現象の一種として訪れるべき身体的変化」がそこそこの若年から来てしまっていることに世の中の非常さと人生の圧倒的儚さを感じつつ、また今夜も老後の身体能力低下の可能性に怯えて眠ろうと思います。


さて、ご挨拶が長くなってしまいましたが本日綴るブログの内容と私の膝関節の話は一切関係ございません。無駄な時間を過ごしましたね


ズバリ、今回お話させていただくのは…………











『オタクを用いて発電する話』











事の発端は3月18日にツイートしたこの一文です。



その時なんとなく頭に浮かんできただけのアイデアでしたが、意外と出来ないこともないような気がするこの話。折角30ふぁぼ近くの反応を頂いたのだからオタク発電について本気で考えてみようと思い立ち記事にした次第でございます。

皆様のお時間の許す限り、お付き合いいただければ幸いです。






《まずはじめに》

この企画は “推しに関連して湧き上がるオタクのどうしようもない心の昂り” を何らかの形で電力化し、それをひとつの施設又は各地域に蓄電 ── そしてその電力を使用してオタクの諸活動に勤しむことで普段常人よりも電力を使いがちな私どもの使用電力の削減を図りエコに貢献するため、発電所の建設を前向きに検討していこうというクソ浅はかな考えのもと進行いたします。


あとオタクの力でWi-Fi飛ばせたらイベント時にデータ通信量気にしなくて良いので大変ありがたいですよね。







とても速いWi-Fiくん「ビューン」








とても速いWi-Fiくん「ンーュビ」








またこちらのブログの内容は自由に具現化していただいて構いませんので、どうか絶好調に頭がおかしい強めの茶推しの方々には小規模な擬似発電所を各家庭で建設するなどして野崎弁当さんを喜ばせていただきたいなという所存でございます。


それでは早速になりますが、本題に参りましょう。







《手軽かつ効率的で、今最も有力な発電方法》

本ブログで今回取り上げる発電方法は “振動力発電” 。人や車の歩走行による振動、顔の良さが刑事事件レベルな推しの自撮りが投稿された際に気持ちが逸りすぎてブルッブル震える指で保存ボタンを連続タップすることで発生する圧力などを効率的にエネルギー変換し電力化する方法です。


実際にこの振動力発電を利用して運用される “発電床” を一歩踏むことにより発生するエネルギーで、100個~200個程度の高輝度LEDを瞬間的に発光させることや比較的データ容量の少ない無線を送信すること、簡単な電子音を発生させることが可能とされております。


この情報を得ただけで
「え?この方法を利用して発電床の上でオタク達が足踏みしまくれば実質タダで一曲程度のミニライブ出来るじゃん……」
と安易に想像出来た方はおそらく私と同じ脳構造なので是非一緒に発電についてお話しましょう。
Skypeとかしましょう。


発電床を使った発電方法はプレート型の発電器具を設置するという作業だけで簡単に完結するため、従来の自然エネルギーよりも手軽な自家用発電機として活用されることも少なくないようです。

以上のことを考慮し、当記事ではこの振動力発電を利用したオタク発電について記述して参ります。


次に、振動力発電の具体的な活用例について考えていきましょう。





《振動力発電の活用例:その1》



推しへの愛情を地団駄で表現する

自らの推しが素敵すぎるあまり、愛おしすぎるあまりに激怒しているオタク……各所で頻繁に見られるパワー系のオタクですね。皆様のお気持ち、私も大変よく分かります。推しの皆様ってばあんなに輝いているのに未だ人間国宝重要文化財として国に保護されていないんですもの。
おいおいジャパンのセキュリティはどうなってんだ、と日々己の中のディラン・マッケイが親の敵かと言う程に唇を噛みしめています。

しかし、ただただTwitterでガンギレするだけというのは少々勿体無いなと感じることはございませんか?

そう、そんなときは発電すれば良いのです。

発電床を心の赴くまま、興奮するままに踏みつけましょう。それはもうドンドンと力任せに踏みましょう。そう、ドンドンと…………


























ドンドン!!!ドンドン!!ドンドンドンドンドンドン!!!!!!!!!!!!ドドンドンドンドン!!!!!!!!!!!!ピンポーーーーーーン!!!!!!こんにちは〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!NHKの集金で〜〜〜〜〜〜〜〜〜す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!





















はい、これでかなり発電できましたね。
続いて次の方法に参りましょう。





《振動力発電の活用例:その2》



推しへの愛情をイラストで表現する

世界のオタク人口3/4程度は脳の中核が幼稚園児かと思いますので、参考画像は女児にしてみました。お気付きの通り筆者も満3歳です。

現在私共が絶賛お熱の自称アイドルグループ・MeseMoa. には元々二次元等のファンアートの盛んな界隈に棲息していたというオタクが多く、他界隈と比較して見てみるとイラストや漫画といった創作物が多少オープンな位置付けになっているという印象を受けます。

ライブレポやチェキ会ポーズ案をはじめ、ファイナルファンタジーの作画かと目を見張るような繊細で美しい落書きという名の作品など……Twitterをしていると素敵なイラストを見ない日が無い程ですよね。

さて、もう皆様察していらっしゃるかとは思いますが実を言うとここでも発電出来ちゃうんです


全国の絵描きさんがいつもご使用になられているであろうこちらのどこにでもあるシンプルな白机

この天板部分、つまり紙やペンタブレットを直接置く場所に振動力発電板を敷設しましょう。

振動力発電板を敷設した机でイラストを書くことによりペン先から伝わる振動及び圧力が電気エネルギーへと変換されるという仕組みを採用しているため、イラストを描く数十分~数時間を発電活動に充てることが出来るというのが最大のハピネスエコポイント☆ですね。

ひとつ上に記載した「地団駄を踏むことによる発電」よりも継続性に長けた方法ですので、一人あたりの発電力で考えると一番大きな電力を産出できる効率的な手法といえるかと思います。






《振動力発電の活用例:その3》

推しへの愛情を文章で表現する

参考画像はブログに特定されていますが、pixiv等を利用した小説の執筆活動やツイートに関してもこの分野にカテゴライズさせていただきます。

オタクとして生きるにあたって必要不可欠とも言えるこの「文を紡ぐ」という行為。

推しを愛でたり同志と会話を楽しんだり、140字には収めることの出来ない大きな感動や当記事のように世界規模でどうでもいいことをブログを用いて綴るなど……
どうでしょう、こういったオタクのほぼ全員が行っているであろう動作をこのままの状態で続けるのは少々勿体無いような気がしませんか?
しない?気のせいですよ

責任持って最後まで読んで下さい


今回のプレゼンでは主にキーボードを使用した執筆による発電方法について述べさせていただきます。

パソコンユーザーに限らずスマートフォン及びタブレットを使用中の方々も、Bluetoothキーボードなどの接続によって発電は大いに可能になりますのでもし発電に挑戦したいという方がいらっしゃいましたらそちらのご利用もアリかと存じます。

そしてこちらが当項目の説明の基盤となるキーボード

小型の振動力発電板をキーの一つ一つに取り付けます。
「振動が伝わればいいのならキーボードの下にそのまま発電板を置けばいいんじゃないの?」
そう思ったそこのあなた、ナンセンス

いいですか?キーを押し沈めて文字を打ち込むキーボードには当然の如くそれ相応の厚みがありますよね。

では想像してみてください、ボディービルダーが床にうつ伏せで寝そべっている状況を。
そして厚みのあるボディービルダーの肩甲骨を数回タップして下さい。

どうでしょう、その微々たる振動は床に伝わるでしょうか?
「伝わらない」。そうですよね。
実際筋肉や脂肪が振動を吸収するとかどうとかはどうでもいいです 私文系なんで分かんねぇもん

とりあえず床にこの振動は伝わらないんですよ。
ということは、キーボードの下に発電板を敷設してしまうとキーボードをタイプする振動は直接的な発電効力にはならないということになります。

そういった理由から、今回はキーの一つずつに振動力発電板を仕込ませていただくことに致しました。


タイプする際に生じる振動を発電に使うというこの方法は、ブログや小説を書く人口よりSNSで『草』などと短文を投稿する人口の方が圧倒的に多いことから、個人個人の作業時間平均は少なくなるため前記の「イラストを描いて発電する」という方法より一人あたりの発電力としては地団駄を踏んで発電を試みるより効率が悪いともいえます。

しかし、ファンアートを嗜んでいる方の人数とキーボードやその他の媒体で文を綴るということをしている人数を比較すると何十倍・何百倍となる現実は明らかです。そのため一人で発電できる電力量は多いといえませんが、諸々を総括して考慮するならばキーボードを利用した発電が最も有力かもしれませんね。






《振動力発電の活用例:その4》

ここまで三種の発電方法を提示いたしましたが、中には
「環境的に地団駄は踏めないし絵心は無いし文章力にも自信が無い私はもうひたすら推しに金を払うことしか出来ない……発電すら出来ないなんて存在意義が無いじゃない……」
と必要以上に爆裂ネガティブロンリーガールになってしまっている方もいらっしゃるかもしれません。
大丈夫です。安心してください。

そんな皆様は私と一緒にタンバリンを叩きましょう。



こちらはどこの家庭にも一つや二つはある一般的なタンバリンです



思い切ってこの打面を振動力発電板に取り替えちゃいましょう(投げやり)
いやはや ハハ 楽しくなって参りましたね。

ここからは気の赴くまま、思うがままにタンバリンを叩いていくだけでございます。


言葉の説明ではどうにもならない分野ですので、ここからはタンバリン芸人 ゴンゾーさんの動画をお楽しみ下さい。






Crazy Funny Japanese Comic Dancer - Tambourine Master GONZO 2013 タンバリンマスターGONZO フレンズ2013(仮)






《実際に電力を活用しよう》

さて、蓄えに蓄えた電力を活用するときが遂にやって参りました。ここまで約5700文字、今なお飽きずに読んで下さっている方は確実にド変態です。是非仲良くしてください


早速になりますが、まずはこちらをご覧下さい。



どこからどう見てもディファ有明のピンスポットライトですね。今回はこちらを光らせる実験をしていきたいと思います。

ライブステージで重要な役割を果たすピンスポ、コイツを光らせることが出来なければ我らが推しのステージを成功に導くことは出来ません。大変重要な任務です。



それでは、通電させていきましょう。


















ピピ









ピピ……ピ………………











ピピピ…………

ピピピピピ…………………………………………













ピピピピピピピピピピピピピピ……!!!!!







ピカ────────────!!!!!!!!!!!!





























………………ピ!




……ピピピ……





















ピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピピ













































































……








…………





















バカ言ってる

あおい聖誕祭 〜深夜の部〜


※この記事は東京カルチャーカルチャーで行われている、めせもあ。メンバー聖誕祭の紹介文をリスペクトして書かせて戴いております。


f:id:GyutanRevolution:20180130001123j:plain



もはや向かう所敵無し、我等が最年少エース様
改名から約一年経つもまだまだ飛躍が止まらないボーイズダンスボーカルグループMeseMoa.の赤色担当・あおいさんのお誕生日を北の大地でもお祝いさせていただいちゃいます!!


―中略―


それにしてもあおいさんがもし大学生生活を送っていたなら、そりゃあもうモテちぎってるんだろうなぁ~!

(ここから先は勝手な妄想です。)



歌手の夢を追いかけるために地元から離れ東京の大学へ進学した私は、知らない景色に固くなりつつも都会で始まる新たな人生に心を踊らせていた。
お洒落なカフェでバイトして、休日はボイトレ通って、憧れの東京でステキなキャンパスライフを送るんだ!
そんな期待に胸を膨らませて入学式の会場に入ると、まだ開式まで時間がある割にはそこそこの人が入っていた。
座席指定はされていないため、今から来ている生徒達はやはり皆半分から後ろ側に座っている。

運良く会場の入口から見て左端の最後列の席がひとつ空いていたので、入学初日から幸先がいいなぁだとか浮かれたことを考えながら腰を下ろす。隣に座ってスマホを眺めているのは、平均より少しだけ小柄そうに見える男の子だ。うつむきがちになっているせいか顔はよく見えない。

この場に話し込んで時間を潰す友達もいないくせに少々早めに着席して時間を持て余していた私も、隣の彼にならってスマホを取り出した。
ディスプレイが消えたままの画面を鏡代わりにして前髪を整え、メイクの最終チェックをする。
……リップの色が少し落ちているかも?
お手洗いへ行って口紅を塗り直そうと思い席を立った。



「ねぇ、待って」



誰かに声を掛けられて振り向く。話しかけてきていたのは隣に座っていた男の子だった。
その瞬間、天龍源一郎の正拳突きが直撃したかのような衝撃が私を襲う。


顔 が い い


エッッッ待ってめっちゃ顔良くない??????????????????????????????グラフィックがFFじゃねぇか…………………………………………………………。

真隣にいたときは気付かなかったそのまつげの長さ、太陽の光を浴びて赤茶色っぽく輝く水含有量100%か?というぐらいにうるうるの瞳、もはや胎児レベルのスベスベ肌。その可愛らしい顔からは想像出来ない少し掠れたような落ち着いた声。
一瞬で思考回路のすべてが彼で埋め尽くされるのが分かる。
返事すら出来ずにいると、「ごめんね耳貸して」と内緒話をするような手を作って私に近付いてきた。
耳に息がかかる。緊張で死にそうだ。

「右脚、ストッキング伝線してる」
「え?!」

絶世の美青年に接近されて大混乱していた思考回路が一気に現実に引き戻される。どうしよう、替えのストッキング持ってきてない……けどかといって生脚は辛い。

「まだ式まで時間あるから大丈夫だよ。俺、売店の位置把握してるから一緒に行こう?」
さっき買いに行ってる子居たから売ってるはず。
焦っているのが目に見えたのか、笑顔でそう言って頭に手をぽん、と乗せてくれる。
イケメンってすごい。普通初対面で頭ぽんぽんとかされたら不愉快すぎて大地とか割ってしまいそうなものだけれど、全く嫌な感じが無い。むしろ普通にときめいて頭を抱えている。
「ほら、行こ!」
そっと手を取って歩き出す彼。
隣に座っただけの女子にこんなに優しくしてくれる男の子がいるだなんてやっぱり東京って最強ハピネス大都会。

彼は売店までの間ずっと私の右隣を歩いてくれていた。伝線した右脚のストッキングを隠すように、近めの、触れ合うような距離感で。
心臓がバクバクと跳ねて苦しい。それを誤魔化すかのように、私は矢継ぎ早に質問の言葉を紡いだ。

彼の名前は今川碧海くん。ダンスが得意で、学校外でダンスグループを組んでいる。
そのグループのメンバーの複数人がここの大学に通っていて、学校内のイベントに呼ばれて出演をする際によく売店を利用していたらしい。

売店に着き、目的のものを買ってから今川くんに「ここにいて」と待っていてもらって私はお手洗いへ行き新しいストッキングに履き替えた。
小走りで売店へ戻って、待たせてごめんねと声を掛ける。
「早かったね、全然待ってないよ」
じゃあ戻ろっか。そんなやり取りが恋人のようでくすぐったい。本当に彼と恋人になれたらいいのに~!と、叶うはずのない事を考えながら夢心地に浸った。

会場へ戻ると元々座っていた席が別の人に座られていて、後ろの方の座席は埋まってしまっていた。今川くんごめん……と心の中で思っていると、
「二人で前の方座ろ?」
と笑いながら言ってくれる。こういう笑顔が世界を救うんだろうなと思った。これは世界平和が訪れる日も近いだろう。

隣同士に腰掛けたあと、そういえば彼にまだ何のお礼もしていなかったんだと気付く。せっかく売店に行ったのだからプリンやパンを奢るとかすれば良かった。
何にせよ助けてもらったお礼はしないとと思い、
「今川くん、さっきは売店連れていってくれて本当にありがとう!助かったよ~。お礼がしたいんだけど……何がいい?」
と問いかける。



「じゃあ……さ、今週末暇?俺と一緒に水族館行ってくれないかな」



心做しか気恥しそうにそう言う今川くん。
突如イケメンにデートのお誘いを受けてテンパりまくる私。

「私でよければ!!是非!!お供します!!」

急に大きめの声を出した私に驚いて目を丸くしながら、「じゃあ約束ね!LINE交換しよう」と言ってくれる彼の笑顔には十国ぐらいは余裕で統べていそうなぐらいのオーラがあった。



……そして来たる日曜日。
私はお気に入りのワンピースを着て新しい桃色のチークを付けて、めいっぱいのおめかしをして待ち合わせ場所に向かった。
五分前に着くように家を出たのに、もうその場所には彼が立っていた。壁にもたれて携帯を触る、初めて会ったあの日のような横顔。
オーバーサイズのパーカーに白いTシャツ、それに細身のジーンズを合わせてゴツめの黒いブーツを履いている今川くんは、近寄るのを躊躇うくらいに格好良い。

「ごめんね、待った?」
「ううん、俺も今来たところ!……ね、服めっちゃ可愛いじゃん」

待ち合わせした女の子のお洋服をすぐに褒めてくれるあたり本当によく出来た生命体すぎて腰を抜かすかと思った。世の女子高生を騒がせる坂口〇太郎や〇内涼真よりもずっとずっと素敵だ。そろそろ日本は彼を人間国宝に指定した方がいいだろう。

水族館へ着いた時間は午後2時頃。あと10分ほどでイルカショーが始まるらしいというアナウンスが丁度入った。
今川くんはイルカが好きなようで、「見に行きたい!最前取りに行こ!」と意気揚々とイルカショーが行われる広場へと足を運んだ。
普段は何となく雰囲気が大人びて見える彼の可愛らしい一面が見られて嬉しくなる。今日の彼は少し幼い。

めでたく最前列を陣取った私達は、早くイルカ出てこないかなぁという中身のない会話だけで時間を潰した。それだけで楽しかった。
まもなくして、ショーが始まるというアナウンスが鳴り響く。目をキラキラと輝かせる今川くんがとても無邪気で撫でまわしたくなる。


プールから一斉に飛び上がる3匹のイルカ。
「おぉ〜〜〜!!!!ォアハハハハハ!!!!!」
想像していたより50倍くらい楽しそうなリアクションを見せる今川くん。
プールの上部に設置されたカラフルなフープを潜ったり、縦横無尽に泳ぎ回るイルカを見て心から楽しそうな顔を見せてくれる彼が凄く愛おしかった。
自分でも軽いって分かってる。出会ってほんの数日で、もう彼の事が好きになっているなんて。


そんなことを考えていると、今川くんがプールを見たまま話し出した。


「俺、こんな風に大切な子ととイルカショーを見に来るのが夢だった」


……え?それってどういう事?
期待、していいんだろうか。
座っているベンチに置いた手に、そっと自分の手を重ねてくる今川くん。

「初めてなんだ、一目惚れなんて」
「う、うん……」

ショーも大詰め。二匹が同時に大きなフープをくぐるという大技を決める直前だった。
今川くんは、知らないうちに私の方を向いている。目と目を、合わせた。


そして、イルカが飛ぶ。








「俺、君の事が好 ───」















「うぉおおおおおおおおおおおおおおおおお゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛お゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛え゛!!!!!!!!!!!!!?!?!?!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!ちょっと見たぁ~?!?!?!?!?!?!?!??二匹一緒に輪くぐったよぉ?!?!!?!?!ねえイルカ凄すぎてびっくりんこドラゴンなんだけど〜〜〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」














今川くんも私も、真後ろからの大声に驚いて振り返る。



とみたん……!!!」
「あれ?あおいくんじゃん?どうしたの~」



何事も無かったかのように笑顔で小首を傾げるとみたん。
声デカすぎだって~!!アハハ!!と笑い合う二人を見て、もうなんか地球幸せだな~と思いました!

……今川くんからのロマンティック☆ドキドキ大告白は残念ながら受けられませんでしたが、その後3人で行動することになった水族館も楽しかったです!!!



┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈


あおいさん19歳のお誕生日おめでとうございます!
一生ついていきます!!







なつみ(道産)

一心不乱に豆腐を食べた話



こんにちは、なつみ(道産)です。


突然ですが皆さんお赤飯は好きですか?
私は結構な勢いで好きです。


ほんのり桃色に染まったもち米がなんとも愛らしく、おめでたい日に食べるのにぴったりな食品ですよね。


余談ですがお赤飯に入っているお豆が甘納豆なのは、私の生まれ育った大地・北海道だけだと小耳に挟んだことがあります。どうやら他県ではお赤飯にはあずきを入れるそうですね。




ねぇ他県民、お赤飯にあずき入れるってマジマジのマジなの?????????????お赤飯の主役って甘納豆じゃない?????????????????????甘納豆の甘みがもち米に浸透してこそのお赤飯じゃない??????????あずきの乗ったお赤飯とかマジ何が楽しくて食ってんの?????????????????大丈夫か??????????????




少々口汚くなった気がするのは気のせいなので気にしないで戴きたいのですが私はそれくらい甘納豆のお赤飯が好きです。正直なところを言うとあずきのお赤飯をまだ人生の中で食したことがなく、そちらの好き嫌いは分かりませんが現時点では「お赤飯が好き」です

“““““ お赤飯が好き ””””” です。






それはさておき私は本日、PCデスクでガムを噛みながら寝落ちしてしまい不思議な夢を見ました。
今回はその夢の内容についてお話しようと思いますので、どうかお付き合い下さい。



夢の中の私は自宅の掘りごたつで温まりながら、バケツ1~2杯分程の豆腐をお醤油もかけず一心不乱に貪り食っていました。
精神を統一し、己を信じ、他のことには意識を向けずにひたすら真っ白な豆腐と向き合う。
これは戦いです。今の私に話しかけるなど言語道断。物音ひとつ許されない状況なのです。

そんな緊迫した空気のなか、私はとある人物に後からぎゅっ……と抱きしめられました。



そう、ノックソです



私を急に抱きしめてきた ノックソ は、耳元で囁くようにこう言いました。









「なぁ……お赤飯好き……??」








☆いや急に何────!

引くぐらい意味分からん

その時の私は豆腐と血で血を洗うような格闘を繰り広げている真っ最中だったので、予期せぬ妨害を受けたことで当然の如く業を煮やします。
私は振り返りながら冷えきった声で


「嫌い」


と答えました。体がわなわなと微動し、心の底から赤飯の存在を不愉快に思いました。
赤飯などというものがあるから私は豆腐との決闘を中断せざるを得なくなったのだ、とお赤飯を呪いました。
人生の中で、こんなにもお赤飯を憎むことは後にも先にもこれっきりだと思います。


みるみるうちに彼の目に溜まっていく涙。
目尻と鼻の頭が赤く染まって、固く結んだ唇は震えていました。そうして遂に泣き出してしまった ノックソ











「なんでなん?!??!?!?!!?!?!!なんでそんなお赤飯のこと嫌うん??!!?!?!?!!!!????!もう嫌や!!!!!!!!!!!!!」













大号泣です。お菓子買ってもらえない3歳男児ぐらいの勢いで泣き喚いています。
こんなに喚き散らされてはたまったものじゃありませんから、私も負けじと大声を張り上げました。












「うるせえ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!あんなクソマズい米なんて食えるか!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!早く出てけや!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」











……












……












……























ノックソとお赤飯に謝れ

クリスマスイブのノックソ先輩


※この記事は東京カルチャーカルチャーで行われている、めせもあ。メンバー聖誕祭の紹介文をリスペクトして書かせて戴いております。




f:id:GyutanRevolution:20171224134100j:plain




MeseMoa.さん、2ndシングル「NewSunshine」のMV公開ありがとうございます!!並びに野崎弁当さんセンターおめでとうございます!!
ビジネススーツの眼福動画、最高にありがたかったです!!

ロッカーの高さを余裕で超えちゃう高身長組とか、身長170cmあるのにも関わらず人数比的にデスクの上で踊ることを強いられている兄とかもうそのなんていうかかわいかったですし、現在進行形でかわいいです!!

上司に怒られてペコペコしながら「やっちゃった……」って顔してるお仕事苦手な白服さん、マジで庇護欲を掻き立てられてしんどいです!!

「『はい』か『いいえ』人生は選択肢の連続だ」の気まプリさんはも、もう、なんていうか…………なんなんですか……???あんなの気まぐれプリンスじゃなくて計画的プリンスじゃないですか………………好きです…………。

社長の机をバンと叩く同級生ズと「何なんお前ら」みたいなポカン顔で二人を見上げる社長の構図はさすがに幸せすぎませんか??もっと見せてください、お金ならあります!!

「世界の半分をやろう」と初代ドラクエさながらの、というかモロそのまんまの好条件を差し出されても「いいえっ」と断ってしまうフォーゲルという名の真面目で謙虚な甘党ムキムキ犬系成人男性、な、なん、なんだあれ!!めっちゃかわいかったです!!

めせもあ。初見の人にNewSunshineのMVを見せ、「9人の中に一人現役会社員がいるので、こいつだと思った人を指さして下さい!」と言ったら誰もが一番目か二番目に候補から除外するであろうビジュアルのガチ会社員ノックソさん、好きすぎてちょっと具合が悪くなります!!



それにしてものっくんって普段はお父さんの会社で勤務してるのにあんな派手髪にピアスというゴリゴリの外見してても許されるのって、やっぱり人一倍仕事がデキるからなんだろうな~!!
(ここからは勝手な妄想です。)






新卒入社した企業で開発部への配属が決まってすぐ教育係として付いてくれたのは、すらっとした体型にスーツの似合うノックソ先輩だった。
派手な髪色、控えめながらも目立つピアス、まるでCGのように整いすぎた顔立ち、そしてそんな彼からは想像出来ない気さくな関西弁。女子高から女子大へと進学した私は男性慣れしないまま社会人になったため、なんかナイトプールとか行きそうな雰囲気のノックソ先輩に近寄り難さを感じて距離を置いていた

でも、黙りこみがちだった私へ無理に話題を振ったりすることなく見守るように業務を教えてくれるノックソ先輩。そんな先輩の気の利いた優しさに私は少しずつ心を開いていった。

初めましてから1ヶ月程度経った日の休憩時間、いつも通り流れる沈黙を振り切るように、先輩のお好きな食べ物って何ですか……?と聞いてみた。コミュニケーション慣れしていない人間だと丸わかりの質問だったけれど、それが私の精一杯だった。
少し驚いたように、俺なぁ赤飯と厚揚げが好きやねん、ちょっと変やろ?と笑いながら答えてくれる。その時先輩が不思議なほど輝いて見えた。私もお赤飯大好きなんです!という微妙な話題でかなり盛り上がり、距離感がぐっと縮まったのが分かる。
他にも好きなラーメン屋さんが一緒だったりワインの味の好みが似ていたりで食の趣味が合うことが分かったり、妹とおでこにカチューシャをさしてSuperflyごっこをするという話をすると「ウチ以外にもそんな頭おかしい家族おるんやな」と驚かれて、笑いあったりした。

二人きりでも無言の時間に苦しむ事がなくなってきた頃には、先輩を自然と目で追うようになっていた。

割と引くぐらい顔が良くてもはや世界最強の男といっても過言では無い程度には顔が良いこと
高級ホストのNo.3くらいっぽい見た目とは裏腹に誰よりも仕事を素早くこなしているということ
常に部下に限らず部署全体を見て気にかけてくれているということ
同期をイジリ倒すくせに自分がイジられると恥ずかしそうに丸まってしまうこと
ビールが好きでビールの食品サンプルスマホケースにつけていて、それを自慢したいのかスマホはポケットに入れずにいつも手で持って行動すること
そこまで知った辺りで、私はいつの間にか先輩を好きになっていたと気付いた。



業務も大体身に付いて、まだ一人でなんでもとはいかないまでもそこそこに仕事を任せてもらえるようになってきた。そんなクリスマスイブの日、私に急なプレゼンの予定が入った。
うちの会社は毎年この時期に、各部署から新入社員をランダムに一人ずつ選びプレゼンをさせる新人交流会という行事を行う。
開発部からは私が選ばれていたらしいのだけれど、上司が伝達をミスしていたようだった
交流会は明日。私は残業を余儀なくされた。

ほとんど誰もいなくなったオフィスで小さく溜息をつきながら資料作成をしていると
「あれ?どうしたんこんな遅くまで」
他部署の会議に顔を出していたノックソ先輩がボールペンとノートとメガネを持って帰ってくる。先輩もイブまで残って会議なんだなぁと変なところで親近感を感じた。悲しいことに、この歳になってもクリスマスを一緒に過ごす相手はいない。
「明日プレゼンらしいんですよ、私」
大まかな流れしか完成してないパワーポイントの画面を見ながら笑い飛ばした。内心、こんなに泣きたい日はないと思っている。
PCのディスプレイを見るなり先輩は私の隣のデスクに少し乱暴に腰を下ろした。
「あのゴミ上司!今日イブやぞ?女の子に残業さすとかアホやろ……」
暴言を吐きながら片手でPCを起動させてメガネをかけるノックソ先輩。やっぱり顔がいい。
「え、先ぱ」
「手伝うわ。ちゃっちゃと終わらして一緒に大通りのイルミネーション見に行こうや」
そう言って手のひらで頭をぽんっとしてくれる。

サビ残やし、給料代わりに君のイブ貰ってもええよな?と微笑む先輩に、私は










わたし












わた


























わたし




































うわあああああぁぁぁあああぁぁあぁあああぁああぁぁぁあああああああせぇぇえぇぇえええええぇぇぇえんぱぁあぁぁあああああああああああぁぁぁあああああああい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!好きぃぃぃぃいいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!






















......................................................




こんなカルカルの宮尾さんのような妄想が高まってしまう夢のMVはこちら!



【MeseMoa.】New Sunshine【2nd single】













今日はクリスマスイブですね。

おわり